かつて宮沢賢治は 天の川のほとり

 散光星雲や暗黒星雲が入り乱れるあたりに

 まったく小きな星々をみとめ

 広大な時空にひしめく星間塵のただ中で

 ういういしく萌え出る若い星への情感をこめて

 この星々を「すぎなの胞子」のようだと書き

 それを主人公にして 美しくはち刺たる物語を書きました。

 巨視的眺望によって彼は天(宇宙)に心を展ばし

 微視的観察によって披は地(細部)に心を引き蹄めまLた。

 一つ一つの小さな星が 精一杯の語らいで

 時にはファミリーをなし 時には孤星として

 自己の ゛生命″を主張しています。

 木田画廊での企画展は「すぎなの胞子」展の名のもとに

 時にはグループ展で 時には個展で

 展開したいと思っております。

 わずか7.7坪の小さな画廊ではありますが

 この小さなスペースから″生命″を感じ伝えられる

 作業をしてゆきたいと思っております。

  木田画廊   
  

 

Kida Gallery, All Rights Reserved